河合師範御書講義⑨

 信心を深めるとは体験を積むこと

信心を深めるということは、体験することしかないんです。
理論だけ勉強しても信心は深まらないんです。
命で感ずるしかないんです。
牧口先生は「宗教というものは体験する以外に解るもの
ではない」とおっしゃられた。仏法も体験して、命で感じなければ
駄目なんです。教学だけ勉強しても仏法は解らないんです。
教学を勉強して信心しなければ駄目だということを学んで、
初めて教学が自分のものになるんです。
御書を100回読んでも御本尊様を拝まなければ信心は
解らないのです。そうゆう面で、信心とはどう決意して、
実践してやり通すかというところにしかないんです。
無疑日信という言葉があります。疑い無きを信という。
信ずるとは疑わないということです。どうすれば疑わないか、
体験すれば疑わない、どう体験するのか、それは決めて祈って、
動くしかないんです。決めて、祈って、動けば、必ず体験できるのです。
ですから、信を深めるとは体験を積むしかないんです。
その繰り返しなんです。人間というのは自分の為にしか
決意しないという言葉があるんです。自分の為だから決意するのです。
人の為になかなか決意できないのです。仏法は人の為でも自分の為
でもかまわないんです。そして、自分の宿命転換の為に折伏をする
んです。これが、相手の為になり広宣流布の為になるんです。
人の為に祈ったことも、全部自分の功徳に帰ってくるんです。
犠牲はまったく無いんです。自分の為からスタートして、
相手の為を祈って折伏をする。根本は自分の為なんです。
一切の戦いを、決意と目標を持って頑張っていけば成長できるのです。
それがなくてただ頑張っていると結局惰性になり形式的になってしまうのです。
そう言う面で、あくまでも自分自身の幸せのためであり、
一生成仏のためであり、同時にそれがみんなのためになり広宣流布の
ためになっていくのだとそう信ずればいいのですね。本当に
そう実感すればそうなるんです。
そうすれば、いくらでも力が出るんです。ただ、広宣流布のため
という観念だけで頑張っているから、人材があまり育たないんですね。
そう言う面で、どこまでいっても体験するしかないんです。
今度は、部長が話で話をしてもだめなんです。
自分で決意して、実践して実感したものを訴えると相手に入るんです。
実感しないものをいくらいい話を聞いて話してもだめなんです。
相手に入るのは、こちらの一念が入るのであって、実感が相手に
通じるのであって、言葉が通じるんじゃないんです。理屈が通じるん
じゃないんです。折伏でも同じことですね。
わかりましたというのに三種類あるんです。
1.ガミガミガミっと言うとわかったようるさいな、というわかり方、
よく男子部の会合で「頑張ろうじゃないかと言うとオー」というけど
 ぜんぜん頑張らないのね、この口ですね。義理が悪いから「オー」って
言うけどね。
 こういうのを「総論賛成・各論反対」というのです。みんなで頑張ることは
賛成、個人で頑張ることは反対なんです。
2.理論的に説得すると「理論的にはわかりました」というわかりましたと
いうのがあるんです。
 これは、理論的にはわかっただけで、実践にはならないんです。
3.「わかりましたやります」というのが本当の説得、納得になるんです。
 二番目は説得。三番目は納得なんです。納得というのは単なる理論
じゃないんです。命の説得なんです。
 「あなたにそこまで言われちゃしょうがない、やりますよ」
「わかりました、やります」というのが命の説得なんです。
 結局私たちは、相手のために祈った一念が命の説得になるんです。
折伏にしても、指導にしても同じなんですね。
組織の再建屋という壮年の大B長さんがいます。再建屋というのは組織を
再建するんですね。特別なことは何もしないんです。
最低の組織にいって最高の組織にしてしまうんです。それで再建屋という
あだ名がついたんです。この方がこう言っているのです。
「私は相手の家を訪問するときに、相手の事を御本尊様に祈ってから訪問
するんです。自分に厳しくして祈った分しか相手に通じませんね。
祈ってぶつかって、祈ってぶつかって、その繰り返しなんです」
そして、その一念で相手の方を建ちなおらっしゃうんです。
そのようにして一年位するとすばらしい大Bになってしまうんです。
壮年部が一人しかいない大Bが壮年が20人くらい集まる大Bにして
しまうんです。すると、またほかに派遣になっていくんです。
で、またその組織を良くしちゃうんです。それで再建屋というあだ名が
ついたんです。再建屋は少ないですね、壊し屋は多いけど。
結局方法はないんです。ただ、一念なんです。いつも言うように、
理論で相手に話をしても、相手に通じることは少ないでしょう。
これは、家族でも、親子でも同じなんです。言葉で通じることって少ないん
です。では、どうするか?直通はだめなんです。
御本尊経由でいくんです。必ず通ずるんですね。遠回りで、一番近道、
御本尊経由が一番近道、一念は通じるんです。
言葉は通じない、一念のこもった言葉は通じるんです。命の説得だから。
そうゆう面で、根本は、全部決めて、祈っちゃうことなんです。本当に、
部員のために祈っているか?基本的に言うと、あんまり祈っていないんです
。祈っている人も、いなくはないけどね。男子部は勤行しないんですよ、
基本的に言うと。部長クラスでも勤行している人は少ないですよね。
3割くらいか5割くらいかと思っていますけどね。やる気はあってもなかなか
できないでしょ。だから、朝が勝負なんです。
男子部は夜型でしょ。夜遅いから朝弱いでしょ。お題目というのは、
次の日に持ち越せないんです。持ち越せないものに3つあるんです。
寝だめ・食いだめ・お題目。昨日、ビフテキとうな丼を食べたから、
今日、食べなくっていいってわけに行かないでしょう。
一食くらいなんとかなってもね。それと、同じなんです。
これは、お題目をあげちゃいけないというわけではないんですよ。
お題目を上げた分は、福運にはなるんです。でも、昨日あげたからといって
今日あげないと、その日の戦いは負けになるんです。
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by hakodate0711 | 2012-12-15 14:00 | 河合師範 | Trackback
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